コミュニティセントラル

この記事はウィキアの初心者向けに書かれています
ウィキペディアの記事Wikipedia:ja:Help:画像の表示の内容をすでに理解している読者にはほとんど役に立たない場合があります

今まで、画像の扱いに関して『【画像アップロード】思いつきで記事に画像を付け足す』と『【画像アップロード】昔ながらのスタンダードな方法』で画像のアップロード方法について説明しました。

また『画像の情報ページを閲覧する』で画像の情報ページについて説明しました。 『画像やファイルページを探す』で画像の探し方を説明しました。

今日は画像を記事に掲載する方法について説明します。


といっても『【画像アップロード】思いつきで記事に画像を付け足す』と『【画像アップロード】昔ながらのスタンダードな方法』ですでに説明されている内容で十分に画像を掲載することはできます。


記事にアップロード済みの画像を貼り付ける書式は例えば、編集ボタン.jpgというファイルをただ貼り付けたい場合は、

[[File:編集ボタン.jpg]]

のように記述するだけで済みます。

すると、次のように表示されます。 編集ボタン

アップロードしたファイル名の頭に「File:」をつけて二重ブラケットで囲うだけで表示されます。 非常にシンプルですね。

ちなみにHTMLの<img/>タグを使用して、元の画像ファイルに対して直接

<img src="http://static1.wikia.nocookie.net/__cb20131110051052/ja_/images/c/c5/%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3.jpg" />

と入力しても

<img src="http://static1.wikia.nocookie.net/__cb20131110051052/ja_/images/c/c5/%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3.jpg" />

のように表示され、HTMLタグが残って正しく表示されない仕様になっています。


File名前空間[]

ウィキア日本語版では、この「File:名前空間の部分は「ファイル:」に変えてもまったく同じ動作をします。


人によっては「File:」と「ファイル:」どちらを選ぶかで好みがわかれるかもしれません。File: と記述した方がそこにファイルが表示されるということが目立ってわかりやすいと思う人もいるかもしれません。ですが、マウスを使って編集画面右メニューにある「機能とメディアを追加」を使うと、自動的に「ファイル:」になります。日本語がわからない外国人に見てもらいやすいというメリットもあるかもしれません。

各ウィキアではとくにこれについてはルールを定める必要はないでしょう。また「File: を ファイル: に置換する」、あるいは「ファイル: を File: に置換する」ような編集作業に一生懸命時間を費やす必要もないでしょう。私自身も編集するときにファイルをFileに直す癖が自然と出てしまうことがありますが、むしろそういうことはBot (ボット) による自動化でも対応できるので、時間と労力のことを考えるとあまりオススメはできない行為かもしれません。


実はこれは「Image:」や「画像:」に変えても同じ動作をしますが、この記述は古い記法です。

画像ページへのリンク[]

また、画像を表示するのではなく、画像ページへのリンクをただ表示したい場合は、上記の記法でFile (またはファイル)の手前に : (コロン記号) を追加するだけで済みます。

[[:File:編集ボタン.jpg]]

するとこのように画像が表示される代わりにFile:編集ボタン.jpgのようにリンクが表示されます。

[[:File:編集ボタン.jpg|編集ボタンの画像]]

とパイプ記号をつけてその後にリンク名をつけるパイプトリック (pipe trick) を使えば、編集ボタンの画像と表示され普通のリンクと同じように扱うことができます。

これを、直接 http://static1.wikia.nocookie.net/__cb20131110051052/ja_/images/c/c5/%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3.jpg のように記述しても画像ファイルを表示することもできますが、 画像のURLをこのように長い絶対パスで入力しなければならないため非常に手間がかかります。しかも画像ファイル名がもともと日本語 (マルチバイト文字) のためURLエンコードがかかって、%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3.jpg と表示されて非常に煩わしいですね。さらに画像の情報ページが表示されません。やはり、二重ブラケットによるウィキマークアップ (Wiki markup) 文法の方が書きやすくて便利ですね。


おわりに[]

非常に簡単なことだけを説明しました。やっていることは簡単ですね。 ここではとくに、"File" の手前に : (コロン記号) をつけると、画像そのものを表示するのではなく、その画像ページへのリンクを表示するということを覚えておくと、便利です。このコロン記号を手前につける手法はカテゴリページそのものを表示するときにもこのテクニックは使えます。

次のブログ『【画像】画像の表示方法をカスタマイズする』ではこの方法で記述した画像の表示方法、たとえば画像サイズ調整、キャプションの追加、画像へのリンクの貼付けについて説明します。

関連項目[]