皆さんにとって、今年はどのような1年でしたか?Fandom Powered by Wikiaの2016年は、期待と興奮に満ちたものでした。新年を迎えるまであと10日ばかりとなった今、今年Fandomで起きた主な出来事を振り返ってみましょう。
- サービスのリブランディング。10月に実施したFandom powered by Wikiaとしてのリブランディングは、エンターテイメント・コミュニティサイトの運営会社である私たちにとって2016年で最も大きな出来事でした。リブランディングにより、プラットフォーム全体がファンを軸とする1つのメディアブランドとして集約されました。この変更は弊社とコミュニティのさらなる発展につながるでしょう。
- Fandomニュース&ストーリーの提供開始。包括的なエンターテイメント・サイトとなるための重要なステップとして、1月に「ニュース&ストーリー」と「ファン・コントリビューター・プログラム」を発足させました。これらは、サイトで記事を発信したり、興味のあるトピックについての情報を見つけたりするためのまったく新しい方法を提供するものです。Wikiコミュニティの豊富な知識と熱意を源とするニュース&ストーリーは、さまざまなポップカルチャーについてファンが独自の視点で紹介できる新しいタイプの投稿ツールです。現在のところ、ニュース&ストーリーはアメリカとイギリスにて公開されていますが、今後、日本を含むより多くの主要な地域と言語で展開していく予定です。
- ディスカッションの提供開始。新しく公開したディスカッション・プラットフォームは、ファンどうしが大好きなトピックについて熱く語り合える場です。ディスカッションのリリースにより、ファンの皆さんが情熱を共有し合える、真に包括的なエンターテイメント・サイトに大きく近づくことができました。
- コミュニティの新機能。Wikiの閲覧を始めたばかりのユーザーの中には、誰がページを作っているのか、あるいは、誰がコンテンツを管理しているのか、自分にできることはないか、などの疑問を持たれる方が大勢います。そこで、閲覧者や編集者などの方々にコミュニティについて詳しく知っていただけるよう、こうした質問と回答を1か所に集めた「コミュニティ・ページ」を開始しました。また、特に人気がある一部のFandomコミュニティの新しいモバイルアプリもリリースしました。
- サービス指向アーキテクチャを導入。人々のコミュニティと同様に、Fandomを支えるソフトウェアもさまざまな構成要素から成っています。弊社では、ソフトウェアの開発とメンテナンスを迅速化させるべく、これらの構成要素の連携性を高める方法を模索してきました。その結果、行き着いたのが「サービス指向アーキテクチャ」です。これについては今年の前半にご紹介しましたが、今後は、サービス指向アーキテクチャにより、より堅固で効率的なプラットフォームの管理が可能になるでしょう。
- ヴァンガードによるコンテンツのポータビリティ。モバイルデバイスや非デスクトップ型デバイスが標準になりつつあることを踏まえて、今年は、あらゆるデバイスでコンテンツが適切に表示されるようにすること(コンテンツ・ポータビリティ)がさらに重要な目標となりました。そこで、コミュニティのコンテンツをポータブル化をサポートするボランティア・ユーザーのグループ、「ヴァンガード」のご紹介「ヴァンガード」を導入しました。ヴァンガード・ユーザーの方々には、コミュニティにおけるポータビリティの目標達成に向けてたいへんご尽力いただいています。この場を借りてお礼申し上げます。
- コミュニティ・コネクトの発展。2015年にコミュニティ・コネクトを初開催しましたが、2016年は、このイベントをさらなる大成功へと導くことができました。ポーランドとサンフランシスコの2か所で開催した今年のコミュニティ・コネクトでは、61人のコミュニティ・メンバーをオフィスにお招きし、Fandomサイトの今後の目標についてご紹介するとともに、参加者の方々から直接、ご意見を伺うこともできました。また、ユーザーとの対話の場を広げるべく、コンテンツ・ポータビリティに関するバーチャル・ミーティングも開催しました。今後は、さまざまなトピックに関するこのようなイベントの機会を増やしていく予定です。
- ニューヨーク・コミコンの大成功。過去4年にわたり、Wikiaはニューヨーク・コミコンにて大きな注目を集めてきましたが、2016年はこれまで以上にご好評いただきました。Fandom Fantasy Food Truckの登場、BBCアメリカの新ドラマシリーズ「私立探偵ダークジェントリー」(Dirk Gently's Holistic Detective Agency)との提携によるインタラクティブ型脱出ゲーム、たくさんのスペシャルゲストをお迎えしたTwitchとのステージなど、盛りだくさんの内容でした。
Fandomは、2017年もますますの発展を目指して努力していく所存です。来週は、2017年の計画についてさらに詳しくご紹介いたしますので、ご期待ください。弊社の最新情報については、Fandom Facebook、Twitterフィード、Fandom Insider(Twitter)、LinkedInをフォローしてご覧ください。
2016年、あなたのコミュニティではどんなことが達成できましたか?下のコメントにてお知らせください。お待ちしています!