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FANDOMにおける2017年のプロダクト開発の大きな目標は、現代的なデジタル体験を実現し、正しいときに正しいコンテンツ、ユーザーに優しいナビゲーション、そしてユーザーや広告主に最善の体験を提供にすることでした。Wikiの現代化と命名された本プロジェクトにより 、注目動画導入ページと記事ヘッダーの新デザイン、またすべてのWiki上での広告量の30%削減が可能になりました。

今回は上記の取り組みの成果を共有するとともに、2018年最初の現代化プロジェクトについて発表いたします!

ページの読み込み時間の削減

動画やデザイン変更に伴い、FANDOMではページの読み込み時間を大幅に削減する新しい広告レイアウトを導入しました。以下のグラフは、2015年1月から2017年12月までデスクトップ版のページ読み込み平均時間を全世界で集計したものです。

Page load time percentage changes

2015年1月時点の読み込み時間を起点に、過去3年のデスクトップ版ページ読み込み時間の動きを図示したグラフ

大きな改善の兆しは、最新の広告レイアウトの展開を開始した2017年7月頃から顕れました。10月には同レイアウトの導入が全世界で完了し、2017年の年初から年末まで最終的に46%の削減を達成しています。これはまさしくユーザーがコンテンツにアクセスしやすくなった証拠であり、皆さまのコミュニティにとって永続的なメリットを物語るものでもあります。では、次なる一歩は何なのでしょうか。

モバイルウェブへの注力

2017年の現代化は主にデスクトップ版での取り組みでしたが、本年度はモバイルの現代化に注力していきます。2017年最後の3ヶ月間において全体トラフィックの60%がモバイルウェブユーザーであった事実から、モバイルウェブ体験の向上には昨年と同等の取り組みや調整が必須です。

昨年のWikiの現代化プロジェクトと同様に、目標はページ読み込み時間の改善、および広告インパクトの適正化です。モバイルの現代化がもたらすSEOや基盤にあるサイト構造への影響については、すでに分析済みです。また提携している広告提供者についても考察を重ねてきました。モバイル体験の改善の一環として、サードパーティネットワークではなく広告主と直接連携する機会が増えるため、モバイルウェブで表示されがちな低パフォーマンスおよび低品質の広告を削減することが可能になります。

モバイル体験のデザインを変更する可能性についてですが、その可能性は高いものの、2018年の前半はサイトパフォーマンス向上が主な取り組みになります。その結果、ユーザー体験へのマイナー変更が生じる可能性があります。たとえば最近、ページの読み込み時間を即時に改善するために、モバイル記事ページの個々のセクションがすべてデフォルトで折りたたむように設定をしました。こうすることにより、読者は長いページでも目次をすぐに確認できます。特に長いWikiページの場合、全体的に優れた体験の提供につながります。

以上が2018年のモバイル現代化プロジェクトの方向性です。構想をさらに計画に移すべく、現在チーム一同で進めています。今後追って情報を公開していきますので、ぜひコミュニティセントラルにて随時ご確認ください。

本ブログは英語版のThe Success and Future of Modernizationを翻訳したものです
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