皆さん、こんにちはTogo555です。今回も注目のコミュニティをご紹介します。
今回、ご紹介するのは「亜人 Wiki」!
皆さん、『亜人』という作品をご存知でしょうか。
『亜人』は桜井画門・先生の作品で『good!アフタヌーン』にて連載中の漫画です。
物語
物語の舞台は現代。ですが、作品世界には亜人という未知の生命体が潜んでいます。
そんな亜人ですが、それに関する情報は研究こそ行われていますが、政府レベルでもその生命構造を掴めていません。
亜人はその名の通り、人のようなものです。外見は人そのもので、全員が元々は人間でした。
特徴は不死身だということで、どんなに身体を傷つけても再生してしまいます。そのうえ、IBMと名付けられた強靭な戦闘能力を持った個体を呼び出すことが出来、とても危険な存在として位置づけられています。
と、考えると作品は亜人の脅威に怯える人類の物語と思われるかもしれませんが、そうではありません。
『亜人』の世界における亜人は、迫害される存在なのです。
亜人は元々は人間だったので、人間とおなじ恰好をして、人間とおなじ知性を持っています。そして、とても高い戦闘能力がある。
ですが、亜人は迫害され、それどころか人体実験の素材として扱われています。
それは、何故か。理由は亜人が1巻開始の時点で47人しかいないとされているからです。
世界の人口が70憶を超える世の中での47人ですから、社会は人間たちのものであり、亜人たちに権利はありません。
圧倒的な人口の差があり、その能力が危険視されていることもあり、亜人たちは迫害され、どうやれば殺せるのかという問題を脇に置けば、いずれ生存競争からおろされるであろう道をたどっています。
そんな中、主人公の永井圭は自身が亜人であることを知ってしまいます。
知ると言うことは、外傷を負ったということです。亜人は一般的な人と同じ身なりをしているので、基本的に自覚することが難しく、亜人かどうかを見定めるには「死ねばわかる」と言われています。
なので、主人公の永井圭が自分のことを亜人だと気付いたきっかけは交通事故でした。
高校生の永井圭はある日、学校帰りによそ見をしていたトラックに轢かれてしまいます。激しい衝突だったので手当が不可能な酷い外傷を負うのですが、血だらけになりながらも永井圭の体は再生していきます。
学校帰りのことだったので、同級生はもちろんのこと、轢いたトラックの運転手にも目撃されてしまいます。亜人は見つけ次第、政府によって拘束されます。永井圭は当然、それを知っていたので捕まらないように逃げ回り、身を隠す。という逃亡撃として物語は始まります。
作品について
こうして見ていくと分かる通り、『亜人』は突然、人が迫害されることになるかもしれない恐怖を描いています。
物語の冒頭。主人公の永井圭は成績優秀で医者を目指している高校生で「立派な人間になるために努力しています」。ですが、実はその中身はすでに亜人なのです。
仲間以外はみな風景という言葉がありますが、私たちの心の底にある孤独感を表しているようです。
例えばそれはLINEの既読スルーに怯えたり、憤慨したりする人です。人はそもそも完全に心を通じ合わせることが出来ないのだけれど、テクノロジーばかりが進歩し、ぼんやりと友達だと思っていた人への信頼を消失させていきます。
作品でも亜人の不死身の力は利点というより、迫害への恐怖として認識されています。自分のことが亜人だと分かった者は、必死にそれを隠します。孤独な身に追い込まれた人はなるべく人のふりをして社会に溶け込もうとします。
と書くと、悲しい迫害の物語に思われてしまいますね(笑)。もちろんそのままでは終わりません。話が進んでいくとその現実をひっくり返そうとする者が現れます。それが、佐藤です。
佐藤は来歴不明の人物として現れます。その目的は亜人の権利を勝ち取るという名目ですが、その行動の過激さから真意は不明です。
そんな人々が争う日本社会で、主人公の永井圭は、圭も含める亜人を捉えようとする政府の人たちと、亜人の組織を率いる佐藤との間で七転八倒します。そんな中で永井圭がとった行動とは……。
あとは、作品を読んでのお楽しみにしておきましょう。
『亜人wiki』には作品を読む&見るときなどで助けになる情報が満載です。
例えば、読んでいてこの人物って誰だっけ?とか、新刊出たけど前の話はどういうものだったっけ?とか思ったときは、是非『亜人wiki』を開いてみて下さい。
きっと目当ての情報が見つかるはずです。
もちろん追加で情報を書き込んでくれる編集者の方も募集しています。
Wikiaは誰でも書き込むことができるものなので、作品に並々ならぬ想いがある人は是非、書き込んだり、トークに参加したり、コメントだけでも良いのでしてみてください。
そういえば、現在、劇場版が公開されてる最中ですね!
ご覧になった方はトークに参加してみてはいかがでしょうか。是非、感想をお待ちしています。共に語り合いましょう!
それでは、今回は『亜人wiki』を紹介しました。
皆さんのWikiaライフが良いものでありますように!