Fandom


Fandomでは、個人アカウントのコントロールをユーザーである皆さまに最大限委ねたいと考えています。ユーザーの皆さまは個人設定 (Special:Preferences) の多岐にわたるメニューから、コンテンツツールのカスタマイズ、独自のカスタムスクリプトの追加、あるいはエディタの選択など、ご自身のお好みに合わせて自在に管理できます。また、メール変更、パスワード再設定、Fandomから受信するメールの選択など、アカウントの基本情報メニューへのアクセスも提供しています。

そして上記に加えて、アカウント名も変更できます。2018年2月に、ユーザー向けのセルフサービス機能に「ユーザー名変更ツール」が新たに導入されたためです。Fandomでは2010年以来、アカウント名の変更機能をユーザーに提供してきましたが、従来の方法ではスタッフによる介入と確認、およびリクエストの処理手続きが必要でした。現在では、ユーザーはフォームに記入した上でいつでも好きな時にアカウント名を変更することができます。


ユーザー名変更ツールのプロセス

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ユーザー名変更ツールのスクリーンショット

上記のセルフサービスツールを提供できた背景には、ユーザー名リネームスクリプトの速度と信頼性の劇的な改善を可能にした大幅なエンジニアリング作業の貢献があります。

以前、名前を変更したいユーザーは、リネーム処理の際にグローバルブロックがかけられていました。特に編集が多いユーザーの場合、処理に必要な時間は数時間、あるいは編集の量が多ければ、処理時間に数日以上要したり、変更が必要な膨大なデータベース記録が原因で途中停止してしまうこともありました。

ですが今後、そのような心配は必要ありません。リネーム処理はほぼ瞬時に行われるため、ブロックがかかることがなくなります。テストの際には著者 (英語版ブログの著者、TimmyQuivy、以下同) のアカウント名も変更しましたが、ほぼ10,000ものコンテンツに渡る編集が百万件以上あるにもかかわらず、数分で処理が完了しました(ちなみに中学生の時に考えたニックネームが、10年以上経つと最初に思ったほどカッコよくはないことにも気づきました)。

これも一重にFandomのエンジニアリングチームのおかげであり、チームには感謝の気持ちを述べたいと思います。プロセスの改善からユーザー目線に合わせた使いやすいツールの開発まで、彼らの努力なしでは実現できませんでした。

ツールの利用規定について

ユーザー名変更ツールは、以前の名前変更リクエストと同じ利用規定に基づいてコーディングされています。そのため、ユーザーの皆さまには以下の利用規定をいま一度ご確認いただき、ご理解およびご協力をお願いいたします。

  • アカウント1つにつき名前変更は1回まで - ユーザー名変更ツールのご利用にあたり、最も重要な規定になります。特定のアカウントの名前変更は最大で1回までです。著者の場合「daNASCAT」から「TimmyQuivy」に変更済みため、今後は同じアカウントを一切変更できません。上記の規定には技術的な理由とソーシャル機能的な理由があります。技術的には、アカウント名を複数回変更するとリダイレクトが複数回壊れてしまいます。またユーザー名が一度ユーザーデータベースで使用されると、その後最初のユーザー名を変更したとしても同じユーザー名を登録することはできません。つまり、著者が使っていた当初のユーザー名「daNASCAT」は変更したにもかかわらず、今後はどのユーザーも使えなくなります。
  • 特殊文字は使用不可 - 商標文字やトランプスート記号など、英文字以外の文字は許可されていません。このような特殊文字はエンコーディングする際に技術的な問題の原因になるだけでなく、他のユーザーが自身のアカウント名を入力して検索することが困難になります。ユーザー名には絵文字などを含まないことが推奨されます。
  • なりすまし禁止 - すでに使用されているユーザー名と類似する名前の登録は許可されていません。ユーザー内での混乱を回避し、 アドミンやスタッフを装う人物による荒らし行為や不正使用を防止するためです。たとえば著者のユーザー名は「TimmyQuivy」ですが、Qが大文字から小文字に変更しただけの「 Timmyquivy」を他のユーザーが登録することはできません。
  • 冒頭が小文字のユーザー名 - FANDOMが運用されるMediaWikiソフトウェアの従来の要件として、ユーザー名の最初の1文字は必ず大文字でなければなりません。今後も同規定に変更はなく、FANDOMのユーザー名は基本的に大文字と小文字を区別しています。つまり著者の場合、必ず「TimmyQuivy」のQは大文字で入力しなければならず、小文字入力するとエラーメッセージが表示されてしまいます。

以上になりますが、もしアカウント名をこれまで変更したくても方法がわからなかった、あるいは後回しになっていた場合は、ぜひ今回の新機能をお使いになってください。繰り返しになりますが、ユーザー名の変更は1回のみになりますのでご注意ください。著者の場合、慎重に検討した上でアカウントの名前を変えました。ご自身の名前を変更しようか迷っている、あるいは思いつきで変更しようと思っている場合、もう一度よく考えてみてください。ユーザー名はインターネット上であなた自身の個性を最も「目に見える」形で印象づけるため、賢明に選ばれることをおすすめします。

この記事は英語版のIntroducing the UserRenameToolを翻訳したものです。
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