この記事はまだウィキアでアカウントを作成していない人向けに書かれています
ウィキアではアカウントを作成しなくても編集することができますが、アカウントを作成すると、編集でさらに大きな恩恵を受けることができます。 アカウントの作成は無料で、誰でも作ることができます。
ウィキア日本語版に限らず、ウィキペディア日本語版やその他のWikiではアカウントを作成しないでIPアドレスのまま活動している様子が多数見られることがあります。優秀な編集者ですらIPアドレスのまま編集していることがあります。しかし、もしアカウントを作成できるならば、作成しておいて損はありませんし、むしろ大きなメリットがあります。そのメリットは計り知れないものがあります。
アカウントを作成すると、画像や音声ファイルなどのアップロードができるようになります。
その他に、他のIPユーザーによるヴァンダリズムや荒らし、スパム、編集合戦などによって半保護されたページを編集することができます (IPユーザーのままでは半保護されたページを編集できません)。
また、編集するときに記事の履歴に表示されるIPアドレスをアカウント名で隠すことができます。例えば、職場や学校などから編集している人は、アカウントを作成してログインすると、会社や学校が特定されて困るようなことがまずなくなります。IPアドレスから住んでいる場所、ログインしている場所が特定されることもあります。アカウントを作成すればそのような心配はまずありません。
日本国内で普及しているウィキア以外のWikiでは、アカウントを作成しなくても、自分が使用しているIPアドレスが公開されることなくそのまま編集できるものがあるため、ついアカウントを作るのを忘れがちの人がいるかもしれません。
ウィキアでは、メインページなどで「匿名利用者」と一時的に表示されることがあっても、ログインしていないユーザーのIPアドレスが誰でもわかるようになっています。
国内で普及しているウィキア以外のウィキファーム型のWikiには、各Wikiごとにアカウントを作り直すものが見られますが、ウィキアではその手間がかかりません。
ウィキアでは、一度アカウントを作成すると、そのアカウントは、すべてのウィキアで再利用できます。新しいウィキアに訪れるたびにアカウントを作り直す手間も心配もいらないというメリットがあります。
自分が使用しているプロバイダと同じホストから頻繁に荒らしやスパム行為が発生したとき、そのウィキアの管理者の判断によってそのホストの一群のIPアドレスがまとめてレンジブロック (Ranged Block) されることがあるかもしれません。そのとき、自分が使用しているプロバイダが荒らしやスパムに使われたホストと同じホストを使っているとき、そのブロックの巻き添えを受けて編集できなくなってしまうかもしれません。そういうときこそ、アカウントを作成してログインすれば、(管理者がレンジブロックをかけるとき、そのIPアドレスの一群だけをブロックしてそのIPアドレスでログインしたアカウントには自動でブロックがかからないように設定をしていれば) 巻き添えを受けずに済みます。
またIPアドレスは数字の羅列なので他の編集者にはあなたの編集が記憶に残りにくくなります。 アカウントを作成すると、逆に目立ってしまうように感じるかもしれません。しかし、多くのユーザーがアカウントでログインしていれば、さほど目立つこともなくなるでしょう。仮に目立っても気にすることはありません。とくに、自分が設立したウィキアでは、初めのうちは殆どの場合ユーザーが自分一人しかいないので気にすることなどまったくありません。またアカウントを作成してログインするときに不必要に自分に責任を負わせる必要もありません。
長期間に渡って大規模に編集する場合は、ログインして編集した方が、編集内容とIPアドレスの変化によっては、他の人に正体不明の人物が編集していると思われるようなこともなくなるでしょう。またログインした方が議論にも参加しやすくなります。IPアドレスで議論に参加しても、頻繁に可変するIPアドレスの場合は、誰が誰だかわかりにくいので、何か意見を言っても、よほど具体的で合理的な意見と見なされるものや、たまたま相手が同意できるものでなければ、信用されにくい可能性があるかもしれません。アカウントを作成すれば、どのIPアドレスとどのIPとアドレスが別人によるものか同一人物によるものかを他人が気にする必要がなくなり、議論もスムースに進みやすくなるかもしれません。
またアカウントの作成によって、自分の実績をウィキアに残そうとすることもできます。まるでウィキアでの自分の投稿記録を履歴書のように扱うことも不可能ではないでしょう。
アカウントを作成することのベネフィットを列挙します。
- 一度アカウントを作成すれば、すべてのウィキアで同じアカウントを共有・再利用することができます。新しいウィキアを編集するたびにアカウントを作り直す手間がありません。
- アカウントを作成してログインすれば、ウィキア上に表示されているメインページ以外のほとんどの広告を非表示にすることができます。
- アカウントを作成すれば、画像や音声などのファイルをアップロードすることができます。
- アカウントを作成すれば、チャットに参加することができます。
- アカウントを作成すれば、アチーブメントでバッジを獲得することができます。
- アカウントを作成すれば、荒らしやスパムに遭ってもブロックの巻き添えを受けて編集できなくなる心配が減ります。
- アカウントを作成すれば、他のIPユーザーによってある記事が荒らされたりスパムに遭ったり編集合戦に陥って半保護状態になっても記事を編集することができます。
- アカウントを作成すれば、どこか遠出したりWi-Fi環境などによって別のIPアドレスに切り替わっても、アカウント名はそのままなので、他の人があなたの編集を判別しやすくなり、同一人物が編集していることを示すことができます。
- アカウントを作成すれば、上記のように他の人があなたのことを判別しやすくなるので、各コミュニティの議論にも参加しやすくなります。
- アカウントを作成すれば、ウィキアによっては、そのウィキアの方向性について何か決定をするときに投票に参加できることがあります。
- アカウントを作成すれば、新しいウィキアを立ちあげたり、既存のウィキアの管理者権限申請などもできるようになります。
- アカウントを作成すれば、ユーザーページを作成して自分が何をしたいか、自分に何ができるかを他者に説明しやすくなります。その他にもアバターを設定したり他のユーザーどうしでウィキメールを送受信することができるようになります。
- アカウントを作成すれば、自分のユーザーページにサブページを作成して、自分が今までどのような編集をしてきたかというレポートを作成したり、これから何をしようとしているのか、何を計画しているのかを詳細に記述したりすることができます。
- アカウントを作成すれば、自分の投稿回数を確認することができます。
- アカウントを作成すれば、ウィキアの中で管理者権限を持ったユーザー以外からは編集されることがないブログを投稿することができます。
- アカウントを作成すれば設定をカスタマイズできます。
- アカウントを作成すればページをフォローされたページ (またはウォッチリスト) に加えて、誰かが記事を更新してきたときにメールで通知を受け取ることができます。
- アカウントを作成すればページを移動したりページ名を変更することができるようになります。
- アカウントを作成すれば、自分の編集が誤字修正など小さな修正しかしていないときに「細部の編集」(Minor Edit) にチェックを入れることによって、あるウィキアで膨大な編集があったときに、他の人が編集履歴やフォローされたページ (ウォッチリスト) 等を閲覧しやすくなります。
- アカウントを作成すれば、デザインを変更したりJavaScriptやCSSによるガジェットを使って自分の環境をカスタマイズすることができるようになります。