皆さん、明けましておめでとうございます! 今年もWikiaをどうぞよろしくお願いします m(__)m
1年ほど前になりますが、こちらのブログで、「モデレーター」という新しいユーザー権限に関してご紹介させていただきました。この役割を追加した大きな目的は、各コミュニティのアドミンの皆さんが、信頼できるユーザーさんにフォーラムやメッセージウォールでの会話の確認をしてもらう活動をお願いすることができるようにするためでした。
その後Wikiaでは、このユーザー権限がどのように活用されているかということ、ユーザーの皆さんからのフィードバックではどんな改善をご提案いただいているかということ、そして英語版で活躍しているコミュニティの代表の皆さんを中心に構成されている Community Coouncil ではこのトピックについてどのような話し合いがされているか、モニタリングしてきました。
そして今日、モデレーター権限を次のステップへ導くための重要な変更を発表したいと思います! 明日、1月15日(日本時間)を持って、現在の「モデレーター」権限は「トーク・モデレーター」という名称に変更となります。それに伴い、今後もコミュニティ内での会話を円滑にモニタリングしていただくための新しい権限も加わります。 そしてもう一つ、「トーク・モデレーター」の他に「コンテンツ・モデレーター」という役割も新たに登場です。この権限を持つユーザーさんは、コミュニティの記事を良い状態に保つためのモニタリングを担当していただくことができるようなツールを使用できるようになります。
なぜこの変更が必要なの?
世界中のユーザーの皆さんの力でWikiaが成長するにつれ、Wikiaがコミュニティに提供するプロダクトや機能も成長していきます。2016年、またさらに新しいアイディアがプロダクトとして形となるにつれ、新しい機能が出ることよって、コミュニティのアドミンの皆さんの作業が少し増えてしまう場合もあります。そこで、アドミン以外のコミュニティのメンバーさんが、この「モデレーター」の役割を手伝ってくれることにより、アドミンの皆さんはそのコミュニティメンバーに役割を明確に伝えることができ、アドミンへの負担も軽減するということはもちろん、Wikiaのプロダクト・デザイナーにとっても、様々な機能が存在するWikia上で安定したモニタリングを提供・管理するという面で重要です。
またこの改善によって、モデレーターの皆さんが特に興味のある分野を選べるという利点もあります。使われていないファイルを削除したり、最新の更新をチェックしたり、赤リンクになっている記事を作成したり、コンテンツを整理するようなタイプのコミュニティ管理が得意なユーザーさんには、「コンテンツ・モデレーター」の役割がピッタリです!フォーラムやメッセージウォールで揉め事が起きないようにチェックするのが得意なユーザーさんは、「トーク・モデレーター」の役割をぜひお勧めします!
モデレーターの権限をこの2種類にすることによって、アドミンに近いレベルのユーザーさんにコミュニティにおいて大切な役割を経験してもらえることにもなります。コミュニティ全体が信頼できるようなユーザーさんが、アドミンになることに興味がある場合、いきなりアドミンになってもらうのではなく、「トーク・モデレーター」や「コンテンツ・モデレーター」まず体験してもらうことにより、経験を積み、さらにスキルをアップしてもらうことにも繋がります。
トーク・モデレーター
今回「モデレーター」から「トーク・モデレーター」に名前の変わるこの役割のユーザーさんは、今までの権限とアクセス許可を今後も保持していただけます。トーク・モデレーターは今まで通り、フォーラムやメッセージウォール上ではアドミン的な役割を果たすユーザーさんです。
さらに、トーク・モデレーターはチャット内でも同じ役割を果たしていただけるようになります。(既存の「チャットモデレーター」は今後もチャットのみのモデレーターとして活躍していただけます。)そして、記事ページの下の部分にあるコメントやブログのコメントについても削除、移動、編集していただくことができるようになります。
明日のアップデート後には、今まで「モデレーター」と表示されていたところは「トーク・モデレーター」と表示されるようになります。(特別:ユーザー権限、特別:ユーザー一覧 etc. )モデレーターの権限をすでにお持ちのユーザーさんは自動的に権限の名称がアップデートされますので、権限を保持していただくために特に手続きを行っていただく必要はありません。
コンテンツ・モデレーター
コンテンツ・モデレーターの方は、コミュニティのコンテンツがあるところでモニタリングしていただけます。
主な権限は、
- 記事ページの削除、復元
- ページの保護
- 移動されたページのリダイレクト、ファイルの移動、再アップロードなどの抑制
です。
また、最新の更新のパトロールをオンにしているコミュニティのコンテンツ・モデレーターは、パトロールやオートパトロールを行うこともできます。
そして、巻き戻し(rollback)の権限も自動的に保持していただけます。すでにrollbackの権限を持っているコミュニティメンバーにコンテンツ・モデレーターになってもらいたい場合には、通常通り「特別:ユーザー権限」から役割を変更していただくことができます。
最後に
昨年Wikiaでは、ユーザー権限のカスタマイズのリクエストにお応えしたコミュニティもありましたが、今回の変更により、それが必要なくなったコミュニティもあるのではないかと思います。そんなコミュニティのアドミンの皆さんは、特別:お問い合わせからご連絡ください。そして、いつもながら、この新しい役割について皆様からのご意見、ご感想もお待ちしております!
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