コミュニティセントラル
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ウィキアでは、ウィキアの安全性を保つため、コミュニティJavaScriptの審査プロセス機能が開発されました。

このプロセスにより、コミュニティのJavaScriptに対するすべての編集内容は、ウィキアの認定審査チームのメンバーにより確認、承認されるまで配信されなくなります。

この機能をコミュニティで有効化したいアドミンの方は、ウィキアサポート - 全般的なサポートからご申請ください。(またTechnical Updates blog(英語版)では、この機能に関するアップデートをご紹介しています。)

仕組み

Review rail module

MediaWikiのJavaScriptページの右側に表示される状況モジュール。「申請する」ボタンがあります

コミュニティでJavaScriptの審査プロセス機能を有効にすると、末尾に*.jsが付いているMediaWiki:の名前空間内のページをローカル管理者が編集できるようになります。

これらのページに対する編集内容は、ページの審査を申請するまで、訪問者に配信されるページに反映されません。 ウィキアの審査チームでJavaScriptを確認し、承認または拒否することになります。

  • 承認された場合、変更内容が直ちにコミュニティに反映されます
  • 拒否された場合、JavaScriptページに通知が表示され、通常はトークページにその説明が投稿されます

JavaScriptの編集内容をテストできるよう「テストモード」を導入しています。テストモードを使用すると、アカウントで未審査のJSを実行できます。 テストモードはコミュニティ単位で有効になり、すべてのローカルスクリプトが対象となります。また、無効にするまで有効のままになります。

コミュニティの個々のスクリプトの状況は、該当するJavaScriptページの右側にあるモジュール、または特別:JSPagesに表示されます。 このモジュールや特別ページで、更新版を送信したりテストモードを有効にしたりすることができます。 Monobookをお使いの場合、モジュールは「審査状況」タブにあります。

承認の基準

JavaScript審査ツールの導入に伴い、JavaScriptの記述方法に新しいルールを設けることとなりました。 注:これらのルールは今後変更される場合があります。

  • JavaScriptはすべて、明確でわかりやすい形式で記述する必要があります。 難解化コードはすべて拒否されます
  • ウィキア上のインポートはすべて、末尾に「.js」が付いたMediaWikiの名前空間のページに保存する必要があります
    • ユーザーの名前空間のインポートは許可されません(下記のよくある質問を参照)
  • ウィキア外に保存されたスクリプトは、個々の場合に応じて承認されます
  • カスタマイゼーション・ポリシーまたは利用規約に対する明らかな違反が認められた場合は、拒否されます(例: 広告の非表示、ユーザーデータの収集、大規模なサイトレイアウトの変更)
  • エラーを発生させるJavaScriptは拒否されます

注:承認プロセスは、コードの一般的な品質を審査するためのものでも、JavaScript機能の有用性や有効性を評価するためのものでもありません。 深刻な問題についてはお知らせしますが、コードの再記述はいたしませんのでご了承ください。

よくある質問

編集の審査にはどれくらいの時間がかかりますか?
有用なJavaScriptをできるだけ早くご利用いただけるよう、迅速な審査に努めています。 スクリプトの審査は、申請順に行われます。
ウィキアのJavaScript関連ツールは現在も開発中であり、今後も改善事項が追加される予定です。
審査の申請後にスクリプトを編集する必要がある場合は、どうすればよいですか?
申請キューに残しておけるのは、各JavaScriptページにつき1つの版のみです。 審査の申請後も編集を加えることはできますが、審査されるのは最初のリクエストのみです。 より新しい版の審査を希望される場合は、再度そのページの審査を申請してください。こうすると、以前のリクエストが上書きされます。
ユーザーの名前空間からのインポートが拒否されるのはなぜですか?
将来的には、ユーザーの名前空間の*.jsページ(個人用JavaScript外)の無制限の編集を再度許可したいと考えていますが、コミュニティJavaScriptで使用されなくなるまで実行することはできません。 JavaScriptを記述したユーザーを信頼できる場合は、そのユーザーをアドミンにするか、そのJavaScriptをMediaWikiの名前空間にコピーすることをご検討ください。
ツールの導入前に作成したスクリプトはどうなりますか?
そのようなスクリプトは承認済みとして扱われます(問題のないカスタマイゼーションを不必要に中断するのを避けるためです)。ただし、これは変更される場合もあります。
テストモードの仕組みを教えてください。
訪問者に配信されるのは承認されたJavaScriptのスクリプトのみですが、テストモードを有効にすると、ご自身のアカウントには最新版を配信することが可能になります。テストモードを使用すると、サイトを一時的に中断することなく、コミュニティのJavaScriptへの変更をテストすることができます。
テストモードは、アカウント単位コミュニティ単位で有効になり、そのコミュニティで使用されるすべてのスクリプトが対象となります。また、無効にするかログアウトするまで有効のままになります。
最新版を見るには、ブラウザのキャッシュをクリアする必要がある場合があります。
他のコミュニティからのインポートに対する承認プロセスはどうなりますか?
別のコミュニティからスクリプトをインポートした場合も、承認済みスクリプトのみが配信されます。 インポート先のコミュニティでテストモードが有効になっている場合も同様です。 インポート元のコミュニティから最新版が配信されるようにするには、インポート元のコミュニティでもテストモードを有効にする必要があります。
個人用JavaScriptも対象となりますか?
いいえ。個人用JSページ(例:User:Wikia/common.js)は自由に編集できます。
試してみたい場合、ツールに関する意見や要望がある場合はどうすればよいですか?
ベータ版のご利用はごく一部の方に限られています。ただし、ベータ期間はできるだけ短くし、できるだけ早くこの機能をサイト全体に公開できるよう努めています。
ご意見、ご要望がありましたら、特別:Contactからお寄せください。

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