コミュニティセントラル

外部リンクは、URLの絶対指定で任意のウェブページへ直接リンクします。

概要[]

CSSでは、クラス "external" が割り当てられています。外部リンクは[http://www.example.org リンク名]という形式で記述します(生成結果はリンク名)。空白がURLとリンク名を分離しています。

リンク名がない場合は、ページ内で順番に番号付けされます。例えば[http://www.example.org][1]となります。

大括弧無しのリンクは、URLがそのまま表示されます。例えば http://www.example.org のようにです。この時、URLの後に空白を入れるのを忘れないでください。

内部リンクの場合と違い、[http://www.example.org a]s のように、閉じ括弧直後の文字はリンク名に含まれません。as となります。

同じプロジェクトへの外部リンク[]

外部リンクはリンク中に特別なURLパラメータを使うためにしばしば使われます。外部リンク形式を使うことで、ページの履歴へのリンク、ページのプレビュー画面へのリンク、特定の2版間の差分表示へのリンクなどが可能になります。

一般的に、同じプロジェクト内の普通のページには内部リンク形式を使います。内部リンクの利点は、リンク先の存在の検出です。また、一部が内部リンク形式で、一部が外部リンク形式を用いていると、バックリンクを捜すために「リンク元」と「外部リンクの検索 」(下記参照)を両方使わなければならなくなります。節やアンカーからのバックリンクの検出のためには、内部リンクに加えて、CSSのスタイルで "display=none"を指定した外部リンクも付け加えることができます(下記参照)。

プロジェクト間で共有する文書では、 "fullurl" のマジックワードを使うと便利です。

矢印アイコン[]

MonoBookスキンでは、全ての外部リンクの後に矢印アイコンが生成されます。これは、 class="plainlinks" で止めることができます。

  • http://a は http://a を返します。
  • <span class="plainlinks">http://a</span> は http://a を返します。

MediaWiki:Common.cssなどで指定をすれば、PDFファイルへのリンクにNuvola mimetypes pdfなどの固有のアイコンをつけることができます。現在の設定ではhttp://a.pdf は http://a.pdf を返します。

番号をとばす[]

何らかの理由で外部リンクに自動的に付けられる番号を途中でとばすには、CSSの "display:none" スタイルを使う裏技があります。例えば [http://meta.wikimedia.org]<span style="display:none">[http://a]</span>[http://meta.wikimedia.org]とすると [2][3][4]となります。

なお、条件文の偽の値の指定などは機能しないので注意してください。これは、外部リンクのカウントがテンプレートや条件文の展開の後に行われるからです。

外部リンクの検索[]

ウィキメディアプロジェクトにインストールされている 特別:Linksearch の機能では、指定したURLを含む全ページを検索できます。この機能では、externallinks table を使い、指定した文字列をURLに含むプロジェクト内のページを、リンク先ごとにまとめて一覧で出力します。また検索対象の名前空間を指定することもできます。* をワイルドカードとして、トップレベルドメイン単位で検索したり(例えば 特別:Linksearch/*.nl )、セカンドレベルドメイン単位で検索すること(例えば 特別:Linksearch/*.go.jp )もできます。ドメイン名を完全に指定する場合、URLの残りの部分を追加で指定することもできます(この場合、自動的に前文一致検索になります)。例えば 特別:Linksearch/en.wikipedia.org/wiki/Portal のようにします。

検索利用上の注意
  • "http://"は加えないでください。
  • URLの中にコロン (:) が含まれていると、検索が働かないことがあります。
  • メディアウィキのページ名は、URL中にスペースの代りにアンダースコアを使用しています。外部リンクの検索で指定するときにも、アンダースコアを使用する必要があります。
  • 大文字・小文字の区別や、アンダースコアの数、"index.php"の有無など、表記の異なる複数のURLが同じリンク先へリンクしていても、外部リンクの検索ではこれらを区別し、表記の仕方の違うURLは検出されません。したがって、外部リンクを作るときには、「外部リンクの検索」機能を最大限利用するためにも、URLの正式名を使用してください。特に、リンクをクリックしたときに、リンク先でアドレスバーに表示されているリンクが異なる場合には、リンク中のURLを修正してください。
  • リストはURLのUnicode順です。アンダースコアは空白と違い、Zとaの間に来ることに注意してください。

このバックリンク機能の点からは、外部リンク形式はウィキ間リンク形式よりも便利です。「外部リンクの検索」ではアンカーやその冒頭部分を指定することもできます(下記参照)。したがって、「外部リンクの検索」では節やアンカーへの逆リンクも検出できます。この点からは、外部リンクは内部リンクよりさえも優れています。内部リンクと外部リンクの利点を両方合わせるために、両方のリンクを書き込み、<span style="display:none">http://...</span> を使って外部リンクを表示させないようにすることができます。

関連情報[]

その他のヘルプとフィードバック[]