2018年のFANDOMモバイル・スキン アップデート
私達は今年、モバイル・エクスペリエンスの向上のためにさまざまな試みを展開してきました。最初に行ったのは、モバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスを上げるための各種システム改良です。最近ではサイトの印象をより良くするため、ウェブデザインの改変を進めています。
なぜモバイル・ウェブに変更を加えるのか、疑問を持つ方もいるかもしれません。簡単に言うと、ページの見た目の印象が良く、デザイン品質が高いほど、訪問者が再びコミュニティに戻ってくる可能性が高いからです。またそれだけでなく、良い見た目のページほど高品質の広告を掲載できる機会が増加し、結果的に広告の数を減らすことにつながります。2017年にデスクトップ版の広告を30%削減することができたように、私達はモバイルでもより良いデザインが広告削減を実現し、パフォーマンスを改善してくれると信じています。
今年、私達はモバイル近代化のさまざまな計画を実現しました。以下がその一覧です:
- パフォーマンスの改善:システムのバックエンドの改善により、ページの読み込み開始からかかる時間が7秒から3.5秒に減り、実に51%の減少が実現できました。
- フォントの変更:3月には、モバイル・ウェブのWikiページのフォントが Rubik に変更されまいた(英字)。これはFANDOM ブランドのフォントで、モバイル・ウェブと同時にFANDOMアプリでも変更が行われています。
- 記事トップのデザイン変更:7月には、モバイル・ウェブおよびデスクトップページのトップ部分のアップデートを行いました。FANDOM全体のナビゲーションと各サイトのナビゲーションが効率的に作用するよう改善し、コミュニティの名前が最上部に表示されるようにしました。
先月にもいくつかの重要な変更を行いました…
2019年初頭にWikiのドメインがwikia.comからfandom.comに変更されます
2019年初頭、FANDOM ブランドの新たなる一歩として、すべてのサイトのドメインがwikia.comからfandom.comに変更されます。これにより、皆様のwikiのURLが ○○.wikia.com から ○○.fandom.comに変わることになります。
今回の変更を受け、疑問や懸念を抱いた方もいることでしょう。そこで今回、予想されうる疑問に改めてお答えしたいと思います。またその他の質問は、下のコメント欄にお寄せ下さい。
- なぜドメインがfandom.comに変更されるの? 社名がWikiaから変更されて2年が過ぎようとしています。サイトは既にFANDOMブランドのもとで運営されており、ファンの皆様にも、頼りになるエンターテインメント・サイトとしてFANDOMならびに各コミュニティを楽しんで頂いています。そうした背景を受け、今こそドメインを変更し、リブランディングを完了する最良のタイミングと判断いたしました。
- コミュニティにとっての利点は? FANDOMはわかりやすいブランド名のもとで邁進しており、それに伴い読者の数も増え続けています。ドメインもブランド名と同じにすることで、コミュニティやコンテンツがファンの目に触れる機会がさらに増すことでしょう。
- Wikiの訪問者数に影響は? 短期的にトラフィックが減少すると予想されていますが、社内のSEOチームが外部のSEO企業とも協力し、影響が最小限になるよう取り組んでいます。
- wikia.comのアドレスはまだ使えるの? もちろんです。wikia.comのアドレスは全て新しいfandom.comへのリダイレクトになります。外部サイトからのリンクやブックマークもこれまで通りご利用頂けます。
- ポップカルチャー以外のwikiは? 私たちのブランドは主…
一元化されたFANDOM AppがAndroidでも利用可能になりました
6月初旬、私達はiOS版のFANDOMアプリへの大幅なアップデートを行いました。その際、Wikiの記事やディスカッションが既存のエディトリアルと統合され、全種類のコンテンツがひとつのアプリに一元化されました。そして今回、同様のアプリをAndroid版にも導入いたしました。
iOSに続いてAndroidでも導入された統合版FANDOMアプリでは、利用者の皆様は単に最新のニューストピックだけでなく、FANDOM全体とそのコンテンツをフォローすることができます。アクセス可能な多くのFANDOMサイトの中には、編集可能なコンテンツを持たない単独コミュニティもあれば、編集可能なコンテンツのみ持つもの、あるいは両方展開するコミュニティもあります。どのコミュニティをフォローして参加するかは、ファンの皆さま次第です。
また、今回のアップデートでは海外ユーザーにもFANDOMアプリを公開し、コミュニティやディスカッションを多言語で紹介しています。ただし、現時点でエディトリアルのご利用はまだ英語のみになります。
さらに新しい機能は以下の通りです:
- アプリ内で編集可能なご自身のアバターと自己紹介のプロフィール機能
- FANDOM毎に設定できる、最新投稿やディスカッションに関するアプリ内通知
- フォローしているFANDOMでの自分のアクティビティを表示するプロフィール内「最近のアクティビティ」タブ
- 特定のFANDOM画面もしくはご自身のプロフィールから、FANDOM毎にWikiの言語を変更できるオプション
引き続き、さらに多くのFANDOM、および英語以外の多言語で多くのWikiをアプリに追加していきます。今後のアップデートでもたくさんの機能を追加していきますので、どうぞご期待ください。たとえば、今後はご自身が最近活…
コミュニティの新しい告知方法:お知らせ機能のご紹介
本日、新機能のお知らせが全コミュニティで利用可能になりました。このツールを使えば、コミュニティのアクティブなメンバーに告知を送り、特定のページや投稿に注目を集めることができます。
お知らせはフォーラムの「ハイライト」やコミュニティメッセージに取って代わる新機能です。該当コミュニティを訪問したときしか通知が届かない旧来の機能と異なり、お知らせ機能はFANDOMのどのサイトでも通知が表示されます。
お知らせの告知は、過去90日間に編集を行ったことがあるwikiもしくはディスカッションのユーザーに送られます。現在ディスカッションで用いている通知システムによって送信され、モバイル版のユーザーにも表示されます。近い内にFANDOMのモバイルアプリ内でも利用可能になり、デバイスに関係なくコミュニティのユーザーに告知を行う完璧なツールとなる予定です。
お知らせの管理ページは管理者ダッシュボードからリンクされており、アドミンとディスカッションのモデレーターが編集可能です。管理ページには現在有効になっている告知文と過去30件の告知が一覧で表示されています。
複数コミュニティで活動しているユーザーが混乱するのを避けるため、各コミュニティで一度に有効にできる告知文は1つまでとなっています。もしアドミンやモデレーターが複数のアップデートをユーザーに告知したい場合は、複数の連絡事項を知らせるニュースページやブログシリーズを作り、お知らせ機能でそのページにリンクを貼ると良いでしょう。
お知らせは他の機能から独立しており、ディスカッションやフォーラムに紐づけされていません。詳細はヘルプページでご覧いただけます。ぜひ新機能を皆様のコミュニティでご利用いただき、その感想や体験談をシェアしてください!
- 本ブログは英語版の…
HTTPS化の次なるステップ:各言語版WikiのURL変更
この半年間、FANDOMはネットワークのHTTPS化に向けた取り組みを着実に進めてまいりました。
HTTPSとは、データをプレーンテキストでやり取りする通常のHTTPとは異なり、ウェブページを訪問した際にデータを暗号化して送受信するプロトコルのことです。FANDOMでは以前から皆様のログイン情報やパスワードといった個人データの送受信を暗号化して行っていますが、近年ではウェブサイトの全要素をHTTPSで送受信するのがウェブの標準になりつつあります。それが今回、私達がサイト全体のHTTPS化に取り組むことになった理由です。
数ヶ月前、私達は単一のサブドメインのWiki(例えば community.wikia.com など。ru.community.wikia.com のように言語の識別子が入っているものはこれに含まれません)でログインユーザーがHTTPS通信を行える設定を完了しました。最初は選択式でしたが、大きなバグが見つからなかったため、現在ではHTTPSがデフォルトになっています。
それ以来、私達はログインしていないユーザーでも単一のサブドメインWikiでHTTPS通信が使用できるよう、設定に取り組んでいます。既に作業は終わりに近づいており、まもなくネットワークに反映させる予定です。
作業の最終段階に取り組むのと同時に、私達はHTTPS化の次なるステージ、すなわち全言語版Wikiへの反映に向けた計画を皆様にご説明したいと思います。
HTTPS化に向け、各言語版コミュニティのURLを微調整する必要が生じました。SSL証明書(サイトがHTTPS通信を利用可能なことを証明するメカニズム)が単一のサブドメインしかカバーしておらず、現在私達が各言語版で使っている ja.community.~ …
一元化されたFANDOM Appのご紹介:すべてのコンテンツを一つの場所に
先月、FANDOMのブランド名を冠したアプリ、iOS向けのFANDOM Appがリリースされました。このアプリはwikiやエディトリアル、ディスカッションを一つのユーザー・エクスペリエンスにまとめ上げ、映画やドラマ、ゲームを問わずどのコミュニティにも簡単にアクセスできるようにしたものです。Android版も7月にリリースする予定です。
では、このアプリの特長と、今後の予定を見ていきましょう。
FANDOMに存在するあらゆる種類のコンテンツが“ファンの探検”において重要な役割を果たします。多種多様なトピックにファンがいることを踏まえると、一元化されたFANDOM Appの中にすべてのコミュニティやコンテンツをまとめることが、モバイル・エクスペリエンス向上のカギとなるでしょう。
一元化されたFANDOM Appの登場による最大の変化は、ニュース・トピックだけではなくFANDOM全体とそのコンテンツがフォローしやすくなる点です。すなわち、アプリを使うことで――
- ニュースのトピックに応じたコミュニティやディスカッション、例えばマーベルのニュースにぴったりのマーベル・データベースの記事――
- FANDOMのニュース・トピックとは関連していない独立したコミュニティ――
- 特定のコミュニティには専門の記事が存在しない、ゲーム等に関する独立したニュース記事――
――にまとめてアクセスできるようになるのです。
FANDOM Appのリリース時点では、既にコミュニティ・アプリが存在している800超のコミュニティしかカバーされていませんが、近い内にさらに大きなスケールでwikiを紹介していく予定です。
さらに多くのwikiを包括することで、ユーザーが閲覧したりフォローできるコミュニティの数が劇的に増加するでしょう。ま…
2018年5月25日 利用規約等の改正 および Monobookスキン サポート終了のお知らせ
この記事は、w:Thread:1456210およびw:Thread:1456214の一部を翻訳したものです。