地球連合(United Earth)は、2063年のヴァルカンとのファースト・コンタクトの後に設立された地球の惑星統一政府である。地球連合は2161年に惑星連邦が設立された後もその加盟国として存在し続けた。(スタートレック:ファーストコンタクト、スタートレック:エンタープライズ)
領域[]
2150年代までには、地球連合政府は人類によって築かれた主要な植民地と接触を保っていた。全地球の政府がひとつの機構に統一されてからは、地球全土がこの政府の領土であった。地球連合は太陽系の全域を支配していたが、2150年代には近隣の星系にまで勢力を広げつつあった。しかしながら、彼らの強力な同盟国であるヴァルカンは人類がまだ母星系外の脅威に対抗するだけの実力を有していないと考えていたため、人類の太陽系外への進出を半世紀にわたって阻んだ。
2150年代における地球連合の主要な人類植民地と軍事施設は次の通りである。
太陽系内[]
- 地球
- 火星 - 火星コロニー
- アステロイド・ベルトにも基地や採掘施設が存在した(ENT:植民星テラ・ノヴァの謎)
- 木星ステーション - ガス惑星である木星の軌道上に存在する軍事用ドライドック及び整備施設(ENT:言葉なき遭遇)
- タイタン - 宇宙艦隊によって過酷環境訓練地として使用されていた[1](ENT:風が呼んだエイリアン)
他の恒星系[]
- アルファ・ケンタウリ - プロキシマ・コロニー
- デネヴァ - デネヴァ・コロニー
- テラ・ノヴァ - テラ・ノヴァ・コロニー(2081年通信途絶、2152年再建)
- ヴェガ - ヴェガ・コロニー
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組織体系[]
地球連合は、地球のかつての国々が州として独立し、それらが連合した連邦政府として機能している。国家元首は首相とされており、議会制民主主義の政治形態が取られている。
地球政府として統一された後も、アフリカ連合やヨーロッパ同盟、アメリカ合衆国といった各国々や地域の伝統や風習などのアイデンティティーは保たれている。
地球連合政府は様々な政府機関を有しており、地球連合宇宙艦隊、地球連合宇宙開発局(UESPA)、軍事攻撃指令作戦部隊(MACO)、地球連合外交団などがそれにあたる。 尚、地球連合外交団はヴァルカン星の地球連合大使館を管理運営していた。
歴史[]
付録[]
注釈[]
- ↑ 恒久的な基地または施設があったかどうかは不明であり、訓練のために上陸班が一時的に降下しただけという可能性もある